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2024.12.27

大型車進入禁止などの規制情報を簡単に調べる方法やMapFanが持つ約40万件の規制データを紹介します。

物流業界において物流2024年問題への対応として効率的な配送計画システムの構築が求められています。
特に、大型車が通行できないルートを配車担当者が誤ってドライバーに指示してしまうと、大幅な配送時間のロスにつながる可能性があります。今回は、大型車進入禁止など規制情報の確認方法やMapFanが整備・保有する約40万件におよぶ大型車向け交通規制データについてご紹介します。 

また、物流システム構築を検討中の方のためにMapFan APIを使った実用的な大型車配送ルートを作成できるMapFan大型車ルート検索も併せてご紹介します。 

Sireの方へ 物流システム構築に利用可能なMapFan APIのお問い合わせは こちら>

 

大型車進入禁止などの規制情報を簡単に調べる方法やMapFanが持つ約40万件の規制データを紹介します。

MapFan大型車ルート検索

①車幅・車高・車両総重量を設定可能!大型車配送ルート検索が可能なMapFan大型車ルート検索 

一般的な地図サービスでは、大型車向けのルート設定ができない場合が多く、時には軽自動車でも通りにくいルート検索結果が表示されることもあります。
地図サイトMapFan(マップファン)のルート検索では大型車向け規制データを反映させた大型車ルートの作成が可能です
この大型車向けルート検索機能では、車両情報(車高や車幅など)を詳細に設定でき、設定した車両に合わせたルート検索をしてくれます。MapFan地図サイトは、ジオテクノロジーズの法人向けサービスMapFan APIを利用して作られており、多彩なルート検索機能が実現されています。  

大型トラックルート検索では、下記のような条件を設定できます。
・有料道路の利用(する・しない)
・車種(料金区分、規制区分)
・車幅・車高・車両総重量
・フェリー利用
・危険物積載車両など 

これらの細かい車両情報の設定が可能なため、通常の地図サービスでは対応できない大型車の条件に合わせたルート検索できます。
物流システム構築を計画されている方でMapFan APIに興味がある方はぜひお問い合わせください

配車担当者の方へ 効率化が求められる配車計画のお悩みを解決する3つのポイント お立ち資料はこちら> 

②大型車進入禁止データを反映させた大型車ルート検索結果と乗用車ルート検索結果の違い 

まず、「大型貨物自動車通行止め(進入禁止)」についてです。
「通行止め」という言葉だと少しわかりづらいかもしれませんが、「進入禁止」と聞けばイメージしやすいかもしれません。この規制は、大型車のみが進入禁止となる場合に適用されます。 

地図サイトMapFanを利用して普通自動車(乗用車)と大型貨物自動車(トラック)のルートを検索し比較すると、「大型車進入禁止」に関するデータがルート検索結果に正確に反映されていることが確認できます。例えば、大型車専用の一方通行や大型車進入禁止の規制が適用される道路では、普通自動車は問題なく通行可能なので大型車進入禁止の道路を通るルートが表示されますが、大型車向けのルート検索結果では大型車進入禁止の道路を迂回するルートが提案されます。
このように大型車向け規制データをルート検索結果に反映させることで「大型車進入禁止」に対応した大型車に特化したルート案内が可能となり、配車担当者や運転手にとって大きな助けとなります。

物流業者の方へ 大型車規制などルート配送の課題を解決する3つのポイント お役立ち資料はこちら> 

※上が乗用車、下が大型車のルート検索結果

大型車規制について

大型車(トラック・バス)に関する交通規制情報とはどのような種類があるかご存知ですか?大型車(トラック・バス)に交通規制情報は以下の10種類があります。

・大型貨物自動車等通行止め
・大型乗用自動車通行止め
・大型自動車を含む車両(組み合わせ)通行止め
・危険物積載車両通行止め
・重量制限
・高さ制限
・最大幅
・指定方向外進行禁止
・一方通行
・特定の最大積載量以上の貨物自動車等通行止め
※標識と対象車種については「大型車規制の種類の表」をご覧ください

中・長距離物流向け「大型規制などルート配送の課題を解決する3つのポイント」資料は こちら>

大型車規制の種類の表

MapFanが保有している車種別交通規制データ数と種類について 

MapFan(マップファン)は、物流2024年問題に対応するために大型車などの車種別交通規制データ整備に力を入れています。
大型車などの車種別交通規制データの数は2024年秋時点で387,984件、2020年春と比較して約20倍にまで増加させています。 

MapFan(マップファン)が提供している具体的な交通規制データの種類としては、「大型車規制について」で挙げた10種類の交通規制データに加えて、全国の高速施設出入口データや東京都心の週末夜間規制情報などがあります。補助看板の条件次第では大型乗用自動車などトラック以外の規制も整備対象としています。また、交通規制データの整備対象道路は、全国の一般国道、都道府県道、市区町村道、農道・林道・港湾道路をはじめ、細街路(5.5m未満の道路)に至るまで全国の道路を網羅しています。 

387,984件という膨大な交通規制データは、地図整備のために全国の道路を実際に走行しながら5m間隔で撮影している道路走行画像からAIで標識などを自動抽出することによって整備しています。
地図を整備するために全国の道路を実際に走行し撮影した膨大な道路走行画像を保有しているからこそ、主要道路から細街路に至るまで大型車などに関する交通規制データの整備を実現できるのです。 

配送システムに有効な大型車規制データに興味のある方は、是非お問い合わせください 

ジオテクノロジーズの整備件数推移

東京都心週末夜間規制 参照:警視庁:大型貨物等の都心部の通行禁止について

大型車の交通規制情報を収集する3つの方法

大型車の交通規制情報を収集する方法は3つあります。

①国土交通省のホームページで交通規制情報を確認
国土交通省のホームページで交通規制情報が確認できます。これは大型通行止めやチェーン規制などを含む交通規制情報で、災害や天候によってリアルタイムで更新されています。
<参考>国土交通省:道路提供システム

②トラックカーナビで調べたい場所の地図で交通規制情報を確認
トラックカーナビを利用すれば、調べたい場所の地図で大型車両通行禁止などの交通規制情報を確認できます。
ジオテクノロジーズが提供するトラックカーナビ「スグロジ」でも、大型車の交通規制情報が確認できます。また、出発地と目的地を設定すれば、大型車両禁止などの交通規制を回避した適切なルートが表示され、効率的な配送が可能になります

<トラックカーナビ「スグロジ」3つの主要機能>

・大型車規制対応ルート検索機能
・ドライバーへの注意(集荷配送先カルテ/軒先情報)/連絡機能
・大型車が利用できるコンビニ/ガソリンスタンド/駐車場等のスポット情報の提供

スグロジの3つの機能について詳しく知りたい方はこちらの資料ご確認ください。

「スグロジ」規制標示の画面③地図会社の地図データベースやAPIから交通規制情報を取得
地図会社の地図データベースやAPIから交通規制情報を取得することも可能です。
MapFan(マップファン)も交通規制情報をデータベースやAPIで提供しています。

重量規制データ例

今回は、大型車進入禁止などの大型車の規制データの探し方やMapFanが持つ約40万件の大型車などの車種別規制データについてご紹介しました。ジオテクノロジーズではその他に道路の渋滞状況や人々の移動パターンを把握できる人流データも収集・保有しています。
大型車規制データや人流データに興味のある方はぜひお問い合わせください。 

大型車規制データベースや人流に対するお問い合わせは こちら> 

大型車規制データベースや人流データの詳細は こちら> 

また、配車システム構築を検討中の方は文中で紹介したMapFan APIを利用し大型車ルート検索が可能なMapFanルート検索機能をぜひお試しください 




法人向けサービスに関するお問い合わせはこちらから

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