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2020.05.19

様々なシーンでの地図と報道 ー取材時や機材の調整にも地図が欠かせない!?―

日本テレビ報道局への取材記事第1回では、デジタル地図サービスを用いた災害時のリアルタイム報道への取り組みについてご紹介させて頂きました。インクリメントPが地図を提供し、株式会社レスキューナウ様がサービスを提供する「レスキューWeb Map」。災害情報を地図上に表現できるデジタル地図サービスが、災害時のリアルタイム報道に使われています。

第一回の記事はこちら >

このサービスは昨年に導入されたばかりの、新しいプロジェクトですが、報道では以前からデジタル地図に関わらずあらゆる場面で、様々な“地図”が使われてきました。今回は報道と地図の関係について、お聞きしました。

 

画面の中でも外でも!!報道に使用される様々な地図

― 今回インクリメントPの地図を採用している「レスキューWeb Map」を導入して頂きましたが、「レスキューWeb Map」以外にも、報道ではどのように地図を使用されているのですか?

小寺様― 「レスキューWeb Map」はその速報性ゆえに、災害時のリアルタイム報道で活用していますが、その他にもニュースでも多くの地図を使います。
例えば定時ニュースでは、お天気を始め多くのニュースでも地図が使われます。多くの情報をわかりやすく表現するときに、地図は便利なツールです。こうしたニュースに使う地図は、わかりやすいように予めデザインした地図を使用しています。

末岡様― 長年の放送の中で、伝わりやすい地図のデザインのノウハウが社内にはあります。例えばアイコンの色を工夫したり、地図上の余計な情報を削ぎ落としたり。どうすれば視聴者に情報が伝わりやすいデザインになるかを考えています。

― テレビに映る地図だけではなく、テレビ番組を制作する業務の中でも、地図を使用されているのですか?

小寺様― 主要な利用は取材者の安全管理の場面です。取材する際には各自がスマホで、地図アプリを使用しています。例えば災害が起こると我々は現場に取材へ向かいますが、取材者の安全を管理するために位置情報を活用した地図アプリが非常に役立っています。

末岡様― 災害の現場では各自、取材地域のハザードマップなどを確認しています。また、本社でも取材者がどこにいるかを確認して、危険がないかをチェックしています。危険地域からは、撤収するように本社から伝えています。

小寺様― こうしたやりとりも、昔は全部電話でやっていました。電話で「今から〇〇に入ります」、「今出ました」って。今は位置情報を簡単に、そして正確に共有できるため、安全管理はかなり向上したと思っています。

― 他にも、取材時に地図を使う場面などはあるのですか?

小寺様― 技術的な話になるのですが、放送局では映像を送信/受信する際にマイクロの向きを調整しないといけません。マイクロというのは映像の送信/受信機の事で、これを持って中継現場に向かうのですが、送信側と受信側のアンテナの方向がお互い正確に向き合わないと映像の送受信ができないのです。このマイクロの制御では、かなり昔から地図を使用しています。

報道局ライブソリューション部部長 小寺様(左)と 報道局サイバー戦略部プロデューサー 末岡様(右)

報道局ライブソリューション部部長 小寺様(左)と 報道局サイバー戦略部プロデューサー 末岡様(右)

紙の地図、デジタル地図、そしてこれからの地図

― テレビに映る部分、そしてテレビに映らない部分でも、報道と地図が密接に関わってきたのですね。あらためて、報道と地図の親和性に気づかされました。スマホやデジタル地図が登場する以前は、地図アプリではなく紙の地図などを使用していたのでしょうか?

末岡様― はい、昔は紙の地図を使用していました。外出する時には23区の地図を必携していましたね。ドライブする時も車には必ず地図が積んであって。
今はいろんなことが一つの画面で調べられるので、便利になりましたね。広域地図も詳細地図も、高低差も、スマホ1つあれば済むという。あとは検索機能ですよね。調べ物が凄く楽になりました。

小寺様― 色々な機能を重ねられるのが大きいのかな。様々な用途に対応できるので。

― 今後もデジタル地図はますます進化していくと思います。放送の中でこんな表現が出来たらいいな、という地図表現はありますか?

小寺様― 何でしょう。今後は3Dの地図などの活用が増えてくるのでしょうか。浸水予測地域などと合わせて表現できたら、面白いかもしれませんね。

― 3Dの地図ですが、地図業界ではすでに商品化されているものもあります。

小寺様― 地図の表現というのは重要ですよね。
地図は情報が多ければ良いというものではありません。情報は地図に載せようと思えばいくらでも載せられます。しかしニュースに使用する場合は、逆に不要な情報をなるべく削ぎ落とした地図の方が使いやすい。何をどう見せたいか。その用途に合わせて、様々な地図や衛星写真などを使い分けています。伝えたいことをしっかりと伝えられる地図が、本当に求められている地図です。

今回は2記事にわたって、日本テレビ報道局様に、報道における地図利用についてお聞きしました。取材にご対応頂き、誠にありがとうございました!

お話を聞く中で、情報を適切に伝え共有する際の地図の有効性を再発見できました。これまでも、そしてこれからも、報道において地図が大きな役割を担っていくのでしょうか。インクリメントPはこれからも、お客様のニーズにお応えするべく、正確で用途に合った地図をご用意して参ります。

 

 

インクリメントPの地図データベース「MapFan DB」に関する情報はこちら>




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