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2019.09.30

イラスト地図の楽しさとデジタルの利便性を融合。 街歩き応援アプリ「ambula」の魅力とは。

観光地に出かけると駅や案内所で見かけるイラスト地図。手描きイラストの味わいと、現地ならではの情報を盛り込んだわかりやすさで、旅先では必ず手にするという方も多いはず。現地ではスマホの地図アプリよりわかりやすいと感じる方もいらっしゃると思います。

そんなアナログ地図の魅力とデジタル地図のいいとこどりから生まれた「街歩き応援アプリ」が、COGITO社が提供する「ambula map」です。

イラスト地図の楽しさとデジタルの利便性を融合。 街歩き応援アプリ「ambula」の魅力とは。

街歩き応援アプリ「ambula」とは

COGITO社は、人と人をコンテンツとインターネットを介してつなげていくというコンセプトで様々なサービスを提供しています。

これまで現地に訪れた人にしか目に触れることのなかった手描き地図をモバイルアプリで全国のユーザーに届けられないかという発想から生まれたのがこのambula mapです。

アプリを介して、これから現地に行く予定のあるユーザー、あるいはまだその観光地を知らないユーザーたちに、早い段階でコンテンツを届けられることから、積極的な観光アピールにつながると考えています。

ambula mapは、ただ全国のイラスト地図がどこでもアプリで見られるということだけでなく、モバイルに表示されるイラストマップにはGPS機能が埋め込まれており、ユーザーは自分の位置や推奨ルートを瞬時に判断、さらにワンタップでデジタル地図に切り替えることができます。イラスト地図上で現在地を把握できるため、観光客は道を間違える心配もなくストレスフリー。旅先の印象がより良いものへと変わります。イラスト地図とデジタルな位置情報のシームレスな連携にはインクリメントPが提供するMapFan APIの地図が採用されています。

また、イラストマップ上に、その場で感じたことや思い出、シェアしたい情報などを投稿できます。自分オリジナルの地図として旅の思い出整理に利用するだけでなく、投稿のシェアによって「地図をみんなでつくる・成長させる」楽しみや、地図を通じたユーザー同士のコミュニケーションが生まれます。相互送客のメディア・プラットフォームとして機能します

イラスト地図の楽しさ

イラスト地図は、伝えたいポイントを絞ったオリジナルな切り口でアピールできるのが一般的な地図との大きな違いでしょう。イラストそのものの世界観を大切にしたり、情報をデフォルメすることでよりわかりやすく直感的に位置情報を理解することができます。そこでambula mapで見つけた、ちょっと面白い切り口のイラスト地図を一部ご紹介します。

 

【食べ歩き編】

和歌山ラーメンマップ

地元では「中華そば」と呼ばれる、和歌山のラーメン。各店それぞれのこだわりを持った独特のラーメンを出している中で、1軒1軒その味の特徴がわかりやすく紹介されています。和歌山を訪れる方には必携のマップといえます。

 

西宮酒蔵探訪マップ

西宮には「灘の生一本」で有名な「灘五郷」の中の西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷があり、全国に名高い歴史ある酒どころとして知られています。

濃醇辛口な西宮の地酒『灘の生一本』をはじめとする酒造メーカーはもちろん、近隣の歴史資料の展示やアンテナショップなど情報満載です。また、西宮市の6つの蔵元が敷地を開放し、新酒が味わえるイベント「西宮蔵開2019」の蔵めぐりで使えるアプリとして採用されています。

 

【古地図探訪編】

「江戸切絵図シリーズ」(東京都)

『尾張屋(金鱗堂)板・江戸切絵図』を、原版に基づいてあらたに書き起こした復刻版絵地図です。尾張屋板は、数少ないセット図のうちもっとも色彩に富んだ錦絵風の切絵図で、図中には絵画風に描かれた神社・大名武家屋敷・神社仏閣・町名だけでなく、著名な料理屋などが多数記載されており、江戸の観光ガイド図として、見やすく使いやすい表現が配慮されています。

 

【名所めぐり編】

絵地図師・美江さんの 東京下町散歩《浅草編》

“絵地図師”でプロの“散歩屋”として知られるグラフィックデザイナーの高橋美江さんによる町の魅力をギュッと詰め込んだ、見て楽しい歩いて楽しい浅草の地図です。

 

京都大学散策マップ

日本で二番目に開校した帝国大学として、明治30年(1897年)創設された京都大学。当時からの各年代を映し出す特徴的な校舎が今も数多く残っており、中には重要文化財、登録有形文化財に指定されているものもあり、学生だけではなく、観光客や修学旅行生にも定番の観光スポットをわかりやすく解説しています。

 

幻の大仏鉄道遺構めぐりマップ

明治時代に加茂と奈良を結んでいた大仏鉄道は、「幻の大仏鉄道」とも呼ばれ、その遺構をめぐるルートは、人気のウォーキングコースとなっています。

「幻の大仏鉄道遺構めぐりマップ」は、100年以上前に廃線となった大仏鉄道の遺構を散策するための観光パンフレットです。

イラスト地図の可能性

視覚的にわかりやすいイラスト地図と、人を正しくナビゲートするデジタル地図の長所の融合されているambula map。通常のデジタル地図では伝えきれない情報をユーザーに届けられることから、様々な分野での応用も期待されています。

たとえば、街や観光地だけでなくテーマパークなど美術館、博物館、大型の商業施設など、現地の世界観を大切にしながらわかりやすくナビゲートしてくれるツールとしても活用が進んでいます。

また訪日外国人向けの観光案内としても活用も視野に入れています。MapFanAPIが採用されたのも多言語化への柔軟な対応を期待してのことです。

フランス人画家が日本の真鍋島(岡山県)という島の生活を描いた絵本が現地で話題となり、真鍋島にはフランス人観光客が殺到しているというケースもあります。手描きのビジュアルには国境や言語を超えた情報伝達を促進する効果もあるのではないでしょうか。

真鍋島へ多くのフランス人が訪れるきっかけとなった絵本「Manabeshima Island Japan」

 

絵本を描いたフランス人作家フロラン・シャヴエさんのInstagramより

 

また、ambula mapなら同じ場所、別のテーマで複数のイラストマップを作成したり、ポイント機能を利用してイベントを開催するなど、これまで紙の地図では難しかった細やかな仕掛けがローコスト、ローパワーで実現できます。従来の紙の地図では悩みの種だった印刷部数やイベントの人員不足も解消できますね。

観光地にはその土地独自の魅力が伝わりやすく、また地図としても分かりやすいイラストマップは効果的です。とくに外国人観光客向けには目で見てわかるイラスト地図は魅力的です。観光に日本に訪れる外国人数がますます増えている中で、「ambula」のようなイラスト地図とデジタルの魅力を融合したツールの可能性は無限大に広がっていると言えます。

 

 

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