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2019.11.28

物流2024年問題対策:トラックのルートプランニングが可能に!MapFan『トラックルート検索』

何かと便利な地図アプリ。最近では自動車を運転する際も、カーナビの代わりに地図アプリをナビゲーションアプリとして使う人が多いのではないでしょうか。しかし、地図アプリのルート検索はしばしば、細すぎて通れない道や、地図にはない交通規制などを無視したルートを案内してしまうことがあります。そういったルートを選択してしまうと、ドライブプランが狂うばかりではなく、時には車をこするなどのアクシデントに繋がることもあります。特にトラックを運転する際には、しっかりとしたルートを通らないと、細い道に入って身動きが取れなくなってしまうこともあります。そのため、自動車を運転する際に適したルートを選択することは運転者の責任でもあるのです。

そんな大事なドライブルートシミュレーションにオススメしたいのが地図サイト「MapFan(マップファン)」。今回はその基本的な機能の1つである『ルート検索』をご紹介します!

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地図サイト「MapFan(マップファン)」の機能『ルート検索』

地図サイト「MapFan(マップファン)」は、ジオテクノロジーズの法人商品MapFan APIを使って作られています。MapFan APIを使って、これから紹介する「トラックルート検索」などの多彩なルート機能を実現しています。

「MapFan(マップファン)」の『ルート検索』は、 出発地、経由地、目的地までのルートを検索、道のりはもちろん、距離や所要時間、有料道路料金を表示する機能です。
カーナビ向け地図の整備・開発で培った技術を活かしたジオテクノロジーズ(旧インクリメントP)の地図は、実際の走行を想定して作られています。車線、信号、交通規制など、必要な交通情報までを網羅した道路データから、適切なルートを導きます。

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さらに使い勝手もよい検索機能は、経由地を最大30箇所まで設定できます。(マップツール使用時)立ち寄り地の順番もドラッグ&ドロップで変更可能。より実際の行程に合わせられるよう、それぞれの経由地には滞在時間を設定することもできます。

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「最大30地点を効率よく回るルート検索」の記事はこちら>

地点の設定は住所検索や地図から指定する他に履歴やブックマークからも選択できるので、簡単ですね。よく行く場所はブックマークしておくと良いでしょう。
ルートの検索条件もドライブ初心者には「なるべく広い道」、とにかく最短距離にこだわるドライバーは「最短距離」など4つの条件を用意。ETCが利用できるのであればスマートIC利用もONにしておきましょう。有料道路を使いたくない方は「利用しない」にすれば料金が発生しないルートが検索されます。カーナビゲーションではおなじみですね。

また、業務でトラック(大型車両)を使う方向けに、「トラックルート検索」も可能。大型車両の車幅・車高・車両総重量の設定や、危険物を積載しているかどうかの機能もあります。

この詳細条件を使いこなせば、日々の走行計画として適したルートが出せるのではないでしょうか。トラックから、普通車・中型車・軽自動車まで、「MapFan(マップファン)」の本格的な『ルート検索』が役立ちます。

<参考>「道路ネットワークに関連する規制情報データ」の記事はこちら>

地図サイト「MapFan(マップファン)]『ルート検索』×ビジネス:長距離大型貨物ドライバーの配送ルート検索

「MapFan(マップファン)」の『ルート検索』を利用すれば、細い道を通れない大型貨物車のドライバーも、条件にあった効率的なルート検索ができます。
ルート検索はブラウザ上で感覚的に操作でき、簡単にルートを調べられます。また、細かく条件を設定することで、より正確なルートを指定することもできます。

・ポイント1:出発地、経由地、目的地を設定
・ポイント2:出発時間、経由地での滞在時間の設定
・ポイント3:詳細条件の設定

――ポイント1:出発地、経由地、目的地を設定――

まずは、出発地、経由地、目的地を設定しましょう。今回は出発地を新宿駅、目的地を静岡駅とし、3つの経由地を想定しています。経由地が複数個あるときは、回る順番を指定することもできますし、「巡回」にチェックを入れて、順番を指定せずに効率の良い回り方を自動的に検索する方法を選択することもできます。

これだけでルート検索はできるのですが、今回はもう少し詳細にルートを選択してみましょう!

中・長距離物流向け「大型規制などルート配送の課題を解決する3つのポイント」資料ダウンロードは こちら>

 

――ポイント2: 出発時間、経由地での滞在時間の設定――

出発時間は、時間だけでなく日付まで選択できます。曜日や時間によって高速道の料金等も変わってくるため、これは重要な機能です。もちろん、こういった料金の変化も「MapFan(マップファン)」の『ルート検索』は反映します。

次に経由地の滞在時間も設定しましょう。1時間以内なら5分~15分刻みで、1時間以上なら30分刻みで設定できます。今回は荷下ろしの時間を考慮して、それぞれ45分に設定しました。

――ポイント3:詳細条件の設定――

最後に、「ルート検索条件」を設定します。

 

自分の運転する車や荷物に合わせて、上から順にチェックしていきます。「検索条件」の項目は、「なるべく広い道」を選択しました。最後に一般道、高速道、有料道の走行時速を設定します。わからなければ、デフォルトのままでよいでしょう。

全ての設定が終わったら、赤い「ルート検索」のボタンを押します。
総距離、所要時間、到着時間、料金と、地図上にルートが表示されました。

左カラムの上部にある「+」ボタンを押せば、今検索したルートが保存されます。ページを離れても、ルート検索に戻れば保存したルートが表示されるため安心です。
(※再度ルート検索をすると、保存したルートは上書きされます。)

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今回は「MapFan(マップファン)」の機能『ルート検索』を、長距離大型貨物ドライバーの例を使ってご紹介しました。もちろん大型車だけではなく、普通車やその他の車種にも「MapFan(マップファン)」の『ルート検索』は対応しています。

ジオテクノロジーズでは、地図サイト「MapFan(マップファン)」のほかに法人向け地図製品の開発・販売も行なっております。自社で整備した高精度・高鮮度なデジタル地図を、カーナビや位置情報を使ったシステム向けに展開しております。今持っているデータを地図上に見える化すると課題点が見えてきます。業務効率化の第一歩として地図サイト「MapFan (マップファン)」の『ルート検索』を使ってみませんか?

動態管理、顧客管理、観光案内、ジオコーディング(住所データを位置情報に変換すること)など、御社の課題をジオテクノロジーズのデジタル地図が解決できるかもしれません。

特に今回地図サイト「MapFan(マップファン)」で、ご紹介した「大型車のルート検索」などは、法人向けサービス「MapFan API」で導入可能です。ご興味のある企業様は、是非お問い合わせください。

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