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2025.03.28

最大30地点を効率よく回れる!配達や営業回りに便利なMapFanの『マップツール』

物流や営業活動において、効率的な移動は常に重要な課題です。近年ではネットショッピングやフードデリバリーなどの拡大に伴い、個人向けの配送が増える一方、法人向けの配送や営業回りでも、ルート最適化による業務効率化の重要性が高まっています。

しかし、限られた時間の中で多くの地点を訪問するのは容易ではありません。そんな課題を解決するのが、地図のWebサービス MapFan の『マップツール』です。今回は、その便利な機能についてご紹介します!

本サイトを運営する ジオテクノロジーズ では、「MapFan」だけでなく、法人向け地図製品の開発・販売も行っています。

動態管理、顧客管理、観光案内、ジオコーディング(住所データを位置情報に変換する機能) などに課題のある企業様は、ぜひお問い合わせください

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複数地点を効率よく回るルートマップ作成機能『マップツール』

地図のWebサービスMapFanは、ジオテクノロジーズの法人商品MapFan APIを使って作られています。MapFan APIを使えば、これから紹介する「複数地点を効率よく回るルート検索」や「トラックルート検索」など便利な機能を実現することが可能です。

【開発者向け】MapFan API 仕様書ダウンロードはこちら>

WebサービスMapFanの『マップツール』は地図上にたくさんの位置情報をプロットし、自分だけのマップを作成する機能です。さらに登録した複数地点をクルマで効率よく回るためのルートマップも作成できます。1マップにつき最大2,000カ所の地点登録、最大30カ所の地点を効率よく回るルートを検索できます。もちろん所要時間や距離、高速料金も表示されるため、スケジュール作成や移動にかかる料金の参考になりますね。シンプルな機能ですが、かゆいところに手が届く機能になっています。

マップを複数個作れるため、用途に応じてマップを分けて作ることができます(※プレミアム会員限定機能)。同じ食事処でも、「渋谷 ラーメン」のマップと、「デート ディナー」のマップは分けたいものでしょう。

また、毎日複数箇所を回らないといけない営業担当者は、日付ごとの訪問顧客を回るルートマップを作成すれば、営業効率を高めることができます。

他にも見逃せないのが、ブラウザーベースのためプリンターからそのまま地図を印刷できることです。印刷された地図はまさにあなただけのオリジナルマップ。出かける前にあらかじめ印刷して持っておけばスマホのバッテリーが切れたときにも安心ではないでしょうか?
なお地図をチラシで配布するなどの商用利用は別途地図ライセンスを用意していますのでご確認ください。

https://business.mapfan.com/service/print/

<参考>「デジタル地図印刷・2次利用著作権」の記事はこちら>

『マップツール』のCSVインポート機能で大量の住所データを一括登録!

マップの地点登録方法は以下の3つです。

(1)住所などを検索して場所を登録する方法
(2)地図から直接場所を選択し登録する方法
(3)お手持ちのCSVファイルからインポートする方法

特に3つ目の 「CSVファイルからインポートする方法」 は、大量の住所データを一括で地図に登録できる便利な機能です。

通常、地図に地点を登録する際は 1件ずつ住所を検索して登録する必要がありますが、CSVインポート機能を活用すれば最大2,000件の住所を一度に登録可能です。配達先や顧客リストを瞬時に地図上に可視化でき、業務の効率化につながります。


① CSVをインポート


② 住所データと名称を紐づける


③ 登録したCSVデータがマップに表示されます

例えば、配送業務の効率化においては、あらかじめ配送先の住所リストをCSV形式で準備し、MapFanの『マップツール』にインポートすることで簡単に配送先を取り込めます。手作業で1件ずつ住所を入力する必要がなくなるため、特に配送件数が多い場合に大きな時間短縮につながります。

また、営業訪問のスケジュール管理にも活用できます。企業が持つ顧客リストをCSVでインポートすれば、地図上にすべての訪問先を表示でき、エリアごとに訪問順を整理しながら効率的なルートを計画できます。さらに、訪問後のメモをマップ上に記録すれば、情報共有や管理がスムーズになります。

このように、配送や営業の顧客管理、データ管理など、多様な業務を効率化できます。

逆にマップからリストデータへのエクスポートもできるので、年賀状などに必要な大量な住所データもボタン1つでリスト化できます。
さらに住所リストをインポートしてからエクスポートすることで、住所リストに位置情報(緯度経度データ)を付加することも可能!他の地図アプリでアイコン表示させたいときなどに便利な機能です。

みなさんの業務に応じた活用方法を見つけ、ぜひ日々の業務に役立ててください。

『マップツール』の機能をフル活用できるプレミアム会員向け機能のご紹介

MapFanのルート検索は、有料会員向けにさらに充実した機能を提供しています。特に、渋滞を考慮した巡回ルート作成機能 は業務の効率化に大きく貢献します。

プレミアム会員では、1回のルート作成時に最大30箇所までの経由地点を指定可能です。複数の配達先や営業先を一度に登録し、最短ルートを自動計算できるため、移動の手間や時間を大幅に削減できます。これにより、配送業務ではより多くの荷物を短時間で配達でき、営業活動では訪問効率を最大限に高めることができます。

下記の例では、立寄地30箇所を設定した乗用車通常ルート検索結果では、総距離 276.7km 6時間30分ですが、巡回ルート検索を使うと総距離 129.8km 4時間2分と距離で146.9km、時間で2時間28分も縮めることができています。


立ち寄り地30か所選択


30か所乗用車通常ルート検索結果:総距離 276.7km 6時間30分


30か所乗用車最短ルート検索結果:総距離 129.8km 4時間2分

さらに、プレミアム会員ではVICS情報を活用し、渋滞情報を考慮したルート検索が可能です。また、車種選択機能(普通車・大型車) により、トラック配送や営業車移動など、それぞれの車両に適したルートを計画できるのも大きなメリットです。

同じ10箇所の立ち寄り地を設定した場合でも乗用車とトラックではルート検索結果が異なることが下記の例でお判りいただけると思います。大型車などの規制を反映しているため異なるルートとなります。


スタート・ゴールと10か所立ち寄り地を選択


乗用車10か所巡回ルート検索結果


トラック10か所巡回ルート検索

また、地図上から直接配送場所を選択できる機能も利用可能です。これにより、住所がはっきりしない場合でも、視覚的に最適な地点を登録でき、スムーズなルート作成が可能となります。こちらの機能はプレミアム会員でなくても利用可能です。

このように、プレミアム会員を利用すれば、より高度なルート管理と移動計画が可能となり、業務の効率化を大幅に向上させられます。

配送ルートの最適化で時短&効率UP!MapFan『マップツール』活用術

このMapFan『マップツール』をうまく利用すれば、個人の移動や日常業務を効率化できます。

例えば、最近ではUberEatsや個人事業主として荷物の配送を担うケースが増えていますが、こうした配送業務もMapFan『マップツール』を活用することで、短時間で効率的に複数の配送先を回ることができるのではないでしょうか。

・ポイント1:日付ごとに地図を作成
・ポイント2:配達場所を登録
・ポイント3:最短ルートを検索

 

――ポイント1:日付ごとに地図を作成――

まずは、日付ごとにマップを作成しましょう。1マップあたり最大30件を回るルートマップを作成できます。優秀な個人配送者は、半日で30件ほど回るそうです。その日の予定に合わせて、「11月11日午前【デリバリー】」などの名前で地図を作るといいかもしれませんね。

場所を登録するのは他の地図サービスでもできますが、地図を使い分ける機能は意外と少ない気がします。仕事用の地図はプライベートの地図と分けて使いたいですし、必要な場所だけ表示された方が見やすいです。他の地図サービスでもアカウントを使い分けるなどはできるのでしょうが、正直面倒ですよね。MapFan『マップツール』ならば、アカウントは同じまま手軽に地図を追加できて、マップを削除するときも簡単です。

――ポイント2:配達場所を登録――

「11月11日午前【デリバリー】」の地図が作れたら、配達場所を登録しましょう。住所と場所の名前があれば、登録できます。名称に指定時間と依頼主の名前などを入れておけば、わかりやすいですね。

住所がわからなくても地図上からピンを立てて場所を登録することもできます。メモ欄もあり、「宅配BOXの有無」のチェックボックスまであるので、配達場所や配達の仕方、電話番号などを一緒に管理することもできます。

また前述のとおり、CSVのリストから住所データをインポートすることができます。必要なのは、場所の名称と住所だけ。 配送場所をまとめて支給される場合は、こうしたインポート機能で入力の手間を一気に減らせます

――ポイント3:最短ルートを検索――

配送予定の場所をすべて登録し終えたら、ルートを検索します。配達時間が決まっている場合は、指定された順番でルートを組むことができ、時間指定がない場合は、すべての配送先を経由する最も効率的なルートを自動計算することが可能です。

もちろん、通常のルート検索もできるので、目的地ごとにルートを確認したり、2カ所ずつルートを設定したりすることもできます。

「地図上では道があるように見えるが実際には通れない」「地図には表示されていなかった交通規制がある」といった悩みをよく聞きますが、カーナビ地図の経験を活かしたMapFanの地図 では、レーン情報、信号、標識、一方通行、VICS情報※(渋滞情報、道路規制等) などの詳細な交通情報が反映されているため、より正確なルート検索が可能です。
トラックルート検索を使えば大型車が通れない道路を避けたルート検索が可能です。
※VICS情報はプレミアム会員限定機能

あとは、検索したルートを参考に、最適な順番で効率よく配達するだけです!

まとめ

今回はMapFanの機能『マップツール』を、個人配送に利用する例を使ってご紹介しました。個人配送以外にも、営業回りや知人の住所データ管理など、様々な使い方ができます。ぜひ、あなただけの使い方を見つけて活用してみてください!

ジオテクノロジーズでは、自社サービス「MapFan」のほかに法人向け地図製品の開発・販売も行っております。自社で整備した高精度・高鮮度なデジタル地図を、カーナビや位置情報を使ったシステム向けに展開しております。
現在お持ちのデータを地図上にプロットし、可視化すると課題点が見えてきます。業務効率化の第一歩として『マップツール』を使ってみませんか?

動態管理、顧客管理、観光案内、ジオコーディング(住所データを位置情報に変換すること)など、御社の課題をジオテクノロジーズのデジタル地図が解決できるかもしれません。
特に今回ご紹介した地図サイトMapFanの機能「効率的に複数地点を回るルート」や「VICS情報」などは、法人向けサービスMapFan APIでシステム導入が可能です。ご興味のある企業様は、是非お問い合わせください。

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