高精度な人流データを活用した歩行者の動きにフォーカスした人流分析が、次世代スマートシティや健康的な街づくりを目指す都市計画や公共政策の分野で注目されています。
これまでスマートシティの研究分野では、人流データを活用して車の移動や人の滞在などが分析されていました。しかし、歩行者の移動を詳細に捉えられる十分な精度の人流データが存在しなかったため、歩行者の移動にフォーカスした人流データ分析はほとんど行われていませんでした。累計DL数1,300万超(2023年5月時点)のポイ活アプリ「トリマ」のユーザーから取得している、モバイルGPSの取得ピッチの細かいジオテクノロジーズの人流データを使えば歩行者分析が可能になります。
ジオテクノロジーズと東京大学空間情報科学研究センターは、この高精度な人流データを活用し、歩行者の動きにフォーカスした共同研究に着手しました。今回は健康的な街づくりの観点から、人流データより歩行者の移動を抽出して一人当たりの平均歩行距離を集計し、「よく歩く街ランキング」を作成しました。ランキングを作成したデータを基に、様々な切り口で行った分析結果をご紹介します。
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「よく歩く街ランキング」1位になったのは神奈川県逗子市!
一都三県184市区を対象に、ジオテクノロジーズの人流データを活用して週末と平日の歩行者分析を行い、「よく歩く街」をランキング化しました。
その結果、神奈川県の逗子市が、週末・平日ともに1位に輝きました。逗子市をはじめとする平日ランキング上位の市区は、東京都心からアクセスが良く、海と山に囲まれた緑豊かな環境の郊外ベッドタウンであるという共通点があります。
一方で、週末ランキングでは東京23区が上位に多数ランクインしていることも特徴的です。これは、職住近接により平日はオフィスまでの移動が少ない一方で、週末は活発に外出して移動することが多いためと推察されます。

<「よく歩く街ランキング」平均歩行距離算出のための対象人流データと集計手順>
・対象
【データ】「トリマ」ユーザー 約110万人
【エリア】1都3県の184市区
【期 間】2022年3月~5月の人流データ
・集計手順
人流データから「歩行」と特定できた移動の距離を算出
人流データからユーザーごとの居住地を市区町村に分類
市区町村ごとに、徒歩の移動距離の一人当たり平均値を算出(平日と週末)
歩行者平均移動距離を市区別にヒートマップ化。平日・週末の移動距離を市区別に可視化。都市と郊外に意外な違いが。
「よく歩く街ランキング」を市区別にヒートマップ化しました。歩行者の平均移動距離が長い市区を濃い色、短い市区を薄い色で地図上に表示し、特徴を探りました。
その結果、各市区別の平日・週末の歩行者の移動距離の特徴が見えてきました。

全体的にみると、平日よりも週末の歩行距離の方が短く(薄く)なる傾向があります。これは、週末には家でのんびり過ごす人が多く、外出する機会が減るためと考えられます。週末は短くなる傾向がある一方で、平日は長くなる傾向があり、これは仕事や学校などで外出する機会が多いためと推測できます。
個別の市区で傾向を見ると、逗子や成田など郊外エリアでは、平日・週末ともに歩行距離が長く(濃く)なる傾向があります。一方で、東京23区は、週末の方が歩行距離が長く(濃く)なる傾向が見えます。このマッピングでも、先ほど説明した郊外ベッドタウンや職住が近接した東京23区の特徴が表れています。
地域ごとの特徴を2次元プロットで可視化!
週末の平均歩行距離を縦軸に、平日の平均歩行距離を横軸にとり、各市区をプロット(2次元プロット)し傾向を分析しました。この2次元プロットから分かることは、週末の歩数と平日の歩数が強い相関関係にあることです。つまり、平日の歩数が多い人は、週末も歩数が多く、逆に平日の歩数が少ない人は、週末も歩数が少ない傾向があるということです。
しかし、この相関から外れる市区もあります。例えば、東京23区の千代田区や港区では、平日は歩行距離が短いのに対し、週末は長くなる傾向が明確に表れており、市区ごとの特徴の違いを可視化することができました。

(上図)2次元プロット・全体平均(2022年3~5月)
日照時間による歩行距離の変化を発見!人流データが季節による人間行動の変化を可視化!
今度は平均歩行距離の期間比較を行い季節的な変化や傾向を見てみました。具体的には、3~4月と5月の歩行距離の差異を見てみました。5月が3~4月よりも平均歩行距離が上がることが分かりました。この結果からは、春から夏にかけて気温が上がり、日照時間が長くなるため、人々が屋外で活発に過ごす傾向があると考えられます。

(上図)2次元プロット・期間比較
ジオテクノロジーズと東京大学は、今後も研究結果をスマートシティやMaaSに関連する自治体や民間企業に共有し、連携しながら地域住民の健康増進に貢献していきます。
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