国土地理院基礎番号を活用した
ピンポイント住所データ
- このデータは、国土地理院が提供する基礎番号(住居表示住所)の位置情報をもとに、ジオテクノロジーズが整備した街区ポリゴンの外周に沿って、建物の有無にかかわらず、基礎番号ごとの住所ポイントを配置したものです。
フロンテージポイントは、住居表示実施エリアにおいて住居番号を決める際に用いられる「基礎番号」の位置を高精度に示したポイントデータです。
正式な住所がまだ割り振られていない新築エリアや、建物形状が未登録の地点においても、検索可能な仮想的住所ポイントとして活用できます。
本データは建物のフロント側(出入口方向)に配置されているため、リバースジオコーディングやナビゲーションにおける建物アクセスポイントの最適化にもご活用いただけます。
年12回の定期更新を実施しており、住居表示の新設や変更にも迅速に対応しています。
最新の国土地理院の基本測量成果をもとに、ポイントの追加・修正を継続的に行っています。
既存の住所データや建物が未整備の箇所などにおいても、該当するフロンテージポイントを返すことで、住所データのみを利用した場合には検索結果が得られなかった地点に対しても適切な住所を返すことができる可能性が高まります。
フロンテージポイントは、住居表示が付与された建物に対して、出入口に近いとされる位置に設定されています。このため、ナビゲーションや案内アプリに組み込むことで、建物の裏手や敷地外周ではなく、実際の来訪者がアクセスする正面側への誘導が実現できます。建物形状データが未登録の場合でも、入口方向を考慮した案内が可能となるため、訪問業務や配送業務の精度が向上します。
(※別途、建物誘導ポイントのデータも保持しているため、そちらのデータもご活用いただけます。)
建物未整備地や新設区域など、従来の住所データでは検索ヒットしにくかった場所において、住所候補の補完データとして効果を発揮します。これにより、住所検索のヒット率向上と、地図サービスにおけるユーザー満足度の改善が期待できます。