- 2023.10.11
- MapFan DB
- 調査分析
株式会社日本統計センター 様多様な地図データをフル活用し、お客様のマーケティングを中心とした様々な分析業務を支援!
- 導入先
- 株式会社日本統計センター 様 Marketing Dynamic System(MDS)
エリアマーケティングでの多様な地図データ活用ニーズへ柔軟にオーダーメイド対応!
サービスの概要を教えてください。
Marketing Dynamic System(MDS)は、当社が独自に開発した、エリアマーケティングを中心とする分析業務を支援するための地図情報を用いたデータベース処理システムです。
特長としては、他社のパッケージ製品とは違い、多くのデータベース(後述)からお客様の要望に応じて使用するデータを決め、オーダーメイドでシステムを構築する点にあります。
■多様なデータベース(例)
・お客様のデータ(店舗データ・顧客情報 等)
・地図データ(背景データ・住所データ・道路データ・施設情報、ハザードマップ 等)
・統計データ(国勢データ・推計人口データ 等)
・名簿データ(電話帳データ、企業情報、医療・介護施設データ 等)
また、全ての分析が一つのシステムの中で行え、分割処理ではなく多くのデータを統合的に処理することでスピード処理ができることが強みです。
さらに、当社独自のサポート体制により、お客様の目的に応じた分析手法の提供、操作支援等を行います。
地図を使った機能、およびその利点や効果について教えてください。
お客様所有の店舗情報やテリトリ設定、顧客情報、競合状況等を地図上に一度にプロットして見ることで、位置関係の把握が容易にできます。数百万件という膨大な地点情報でも、全てを地図上に表示して見ることができます。
また、「道路データ」を利用することで、ある2つの地点間の距離を、直線距離ではなく実際の道路の道のり距離で表示することができます。ある拠点からの配送や訪問での「到達圏」(実勢商圏)を地図上でアメーバ状に表現可能です。
導入実績を教えてください。
特に、金融・保険業界、折込広告業界のお客様に多く導入いただいています。
上記のお客様は、顧客数など情報量が非常に多くなるため汎用的なGISシステムでの分析では不十分で、機能的に要望を満たせる当社サービスを採用いただくケースが多くなっています。
当社は、金融業界のお客様の要望を積極的に取り入れて機能拡充してきた歴史があり、同様に顧客情報が多い保険業界や折込広告業界のお客様の支持も得られました。
弊社の地図製品を採用するに至った経緯や決め手について教えてください。
以前は別の会社の地図データを使用していましたが、ある事情でその会社から「住所データ」の提供を受けられなくなってしまい、当時のインクリメントP社(現ジオテクノロジーズ社)から「住所データ」の提供を受けたのがきっかけです。
そこから、ジオテクノロジーズ社が他のデータも体系立てて整備していることを知り、同一会社のデータを使用した方が親和性が高まることもあり他のデータの採用へと広がっていきました。
当社でサービス化する際に、ジオテクノロジーズ社の営業担当の方にデータの使い方を色々と相談し、一緒に検討してもらえたこともデータ採用に至った理由として大きいです。
今後の展望など教えてください。
ターゲット顧客を広げるため、導入しやすいAPI形式での配信など、サービス化を検討しています。機能単位での販売なども検討中です。
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