• 人流データ

人流データによりイベントでの混雑状況の可視化ができるように!可視化情報から警備計画の見直しが可能となり、イベントでの事故防止とコスト最適化を同時に実現!

株式会社アスペリア 様

株式会社アスペリア 様

安心安全なイベント運営を科学的に!人流データからイベント混雑状況を把握し、PDCAの「P(計画)」と「C(点検)」を担う仕組みを提供

はじめに

株式会社アスペリア様は、イベント領域における『安心安全人流モニタリングシステム「Safe Flow」』を展開し、自治体やイベント主催者向けに高度な可視化と分析を提供しています。

このたび、「Safe Flow」にて人流解析を行う際の元データとして、高精度なGPSログデータをエリア指定して抽出可能な弊社の人流データ「Geo-People」をご活用いただきました。

本記事では、イベント時に最重要とされる「事故防止」「コスト最適」を実現するにあたり、いかに人流データを活用いただいたのかご紹介致します。

安心安全人流モニタリングシステム「Safe Flow」について

イベント・コミュニケーションズのグループ企業である株式会社アスペリア様が提供する『安心安全人流モニタリングシステム「Safe Flow」』とは、主にイベント領域での人流解析および可視化を実現するシステムで、花火大会イベントをはじめ初詣等、群集の動きをとらえます。

モバイルGPSデータ(弊社人流データ「Geo-People」)を元データとし、装飾レイヤー・軌跡レイヤー・ポイントレイヤー・密度レイヤー・ヒートマップといったレイヤー表示が可能となり、人の「軌跡」「密度」等がわかりやすく可視化できるようになります。

また、システムは自社開発であり、警備員の配置位置をプロットするといった他のレイヤー追加も可能となっており、従来までは困難であった検証作業を視覚的に確認することが可能になります。さらには、今まで数字だけでは理解できなかった混雑の本質が、直感的に捉えられるようになります。

人流データ「Geo-People」を用い、人の「軌跡」「密度」等を可視化わかりやすく可視化した画面

Geo-People導入に至るまでの背景

課題

イベント主催者は長年の経験から「どこが混むか」「どの導線が危険か」を把握しているものの、
その 判断は“勘と経験”に依存しており、客観的な裏付けが不足していました。

特に近年は、下記課題が重なり、安全対策の明確な根拠がより一層求められています。

  • 事件・事故への社会的な視線の高まり
  • 来場者数の増加
  • 混雑リスクの上昇

そこで、「暗黙知ではなく、客観的データで導線の安全を証明したい」という強い課題意識から、『安心安全人流モニタリングシステム「Safe Flow」』を自社開発し、同時に元データとなる高精度なGPSログデータを探していました。

 

Geo-Peopleの採用理由

イベント領域において人流解析・可視化をする『安心安全人流モニタリングシステム「Safe Flow」』にGPSログデータを組み込むにあたり、弊社の人流データ「Geo-People」を採用いただきました。他社複数社と比較検討をした結果、採用の決め手となったのは下記4点です。

  • 1. 高精度な“移動ログ(GPSデータ)”が取得できる唯一性

「メッシュではなく、実際の移動軌跡を追える精度 を求めていました。
キャリアデータでは粒度が粗いが、対する御社データは高精度なGPSログを保持していました。」

 

  • 2. 地図との整合性

「地図上にGPSデータを表示する際、位置精度の整合性が高いことも大きな評価ポイントでした。」

 

  • 3. データ導入の簡易性

「データの取得頻度を補い取り込むことで、高い精度で“美しい可視化”が可能である点を高く評価しました。これにより導線・歩行方向・滞留エリアが直感的に読み取れます。」

 

  • 4. 信頼性

『インクリメントピー時代から御社のことは知っていました。「ジオテクノロジーズのデータを使っている」という事実が、顧客への信頼獲得につながるという点も採用の決め手となりました。』

今回の人流データの活用用途

株式会社アスペリア様は、自社開発した『安心安全人流モニタリングシステム「Safe Flow」』に弊社の人流データ「Geo-People」(高精度GPSログデータ)を組み込み、花火大会における来場者の人流解析を実施されました。

21時時点におけるイベント会場周辺の人流ヒートマップ

  • 1. 会場周辺の“混雑状況の時系列可視化”

開始数時間前から終了後まで、
人がどの方向から集まり、どこへ散っていくかをヒートマップで可視化

  • 駅からの流入
  • 会場内の滞留
  • 終了後の“一斉退場”の動き
  • ボトルネックとなる交差点
  • 警備員配置箇所(白点)との整合性
    などを詳細に把握。

特に終了直後の“ドッと流れる”タイミングは運営側も課題視しており、
その実態を明確にできた点が大きな成果となりました。(想定どおりの警備計画の裏付けがとれました)

 

  • 2. 導線ごとの“通行量・混雑度”把握

データを引き伸ばし、
どのルートにどれだけの人数が流れたかを分析。

会場から帰宅方向の傾向も把握でき、
主催者が重視する「どこから来て、どこへ帰るのか」という観点での評価も可能となりました。

 

  • 3. 警備体制の適正化シミュレーション

警備員が配置されていた事例では、分析の結果、警備員の再配置の提案を行うことが可能になりました。

余剰な人員配置を避け、最適化するためのツールとしての利用が可能になりました。

今回の人流解析により得られたインサイト

  • 1. “勘と経験”からの脱却

混雑が発生する時間・エリアが数値化され、
イベント主催者との会話が感覚的 → 客観的・科学的に変化。

 

  • 2. 安全対策・警備配置の最適化

ボトルネック点が明確に可視化され、
警備員配置の最適化により警備の配置見直しが可能に。

破線のエリアは群集移動を見込んでいましたが、分析の結果、どの時間帯も滞在する方々はいないことがわかりました。これにより警備員の再配置計画が可能になりました。

 

  • 3. 主催者・自治体への説明資料として説得力向上

イベント主催者や自治体から求められる報告書に、
“客観的データにもとづく改善案” を提示できるようになり、より根拠立てた説明が可能に。

 

  • 4. ソリューションとしての価値向上

人流解析を組み込むことで、
イベントでの事故防止・混雑緩和・コスト最適が実現可能になり、イベントそのものの価値を向上。

 

今回、弊社人流データ「Geo-People」を活用し、株式会社アスペリア様にて花火大会時の人流解析を実施した結果、混雑状況の可視化や警備配置の最適化だけでなく、「リスクヘッジ」・「来場者のストレス軽減」・「コスト削減」といったイベントそのものの価値を大幅に向上させることが可能ということが判りました。

これからもイベント時に最重要とされる「安心・安全」「事故防止」「コスト最適」を実現し、来場者にもより満足いただける安心安全なイベント運営を目指していきます。

Geo-Peopleの今後の可能性

本事例のように、イベントや販促活動において「人の流れ」を可視化することは必要不可欠です。

ジオテクノロジーズが提供する人流データ「Geo-People」は、人の流れを点ではなく線で捉えることができる高精度人流データであり、人々がどこから来て、どこへ向かうのかを視覚的にとらえ、回遊状況を分析可能とします。

 

今回のようなイベント時の人の滞留と混雑状況を分析するだけでなく、来場者の居住エリアや性別・年齢といった属性情報を付与することにより、その人がどこから来たのか、どういった属性を持つ人なのかということまでも分析可能になります。

これは新規/リピーターの判別に役立つことはもちろん、「安心・安全なイベント運営」という1点だけに留まらず、観光業にも裾野を広げることが可能となります。

弊社では、観光業に対応した観光促進パッケージプランや、人流データと地理空間データを組み合わせた多様なソリューションも提供しております。サービスにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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