- 2018.05.01
- MapFan API
- 動態管理
株式会社デンソーテン様ドライブレコーダー『安全運転管理テレマティクスサービスG500Lite』
- 導入先
- 株式会社デンソーテン様
- 利用環境
- Webサービス
一般企業様の社有車の安全運転支援を簡単・リーズナブルに実現!
通信型ドライブレコーダーを使った『安全運転管理テレマティクスサービス』
システムの概要を教えてください。
専門知識を持った運行管理者のいない企業様において、簡単・リーズナブルにドライバーの安全運転管理が行えるサービスです。
もともと、タクシー会社、バス会社、運送会社様向けの業務管理システム『G500』があるのですが、通信機能が備えられた業務用ドライブレコーダーを車両に装着することで、リアルタイムで車両の運行状況を把握したり、事故発生時の映像を事務所へ送信するなど、業務管理ニーズに基づいた安全運転の支援が行えます。
この『G500Lite』は、それを一般企業様の一般商用車(営業・サービス業務)向けに再構築したサービスになります。
どのようなことができますか?
急ブレーキや急ハンドル、車両のふらつきや前方車両との距離といった運転状況をクラウド上のサーバーに自動収集します。そこから”個人”の運転特性を解析し、運転診断書や改善点のコメントを自動で作成したり、過去の運転データを基に改善項目と目標値の推奨値を自動で設定するなど、PDCA(Plan「計画」→ Do「実行」→ Check「評価」→ Act「改善」)に基づいて安全運転の計画から教育までが行えます。
運行管理者がいる会社では、システムで収集、解析されたデータを、運行管理者が自ら考えながら適正に活用していきますが、一般企業様ではそうはいきませんので、安全運転に繋げるためのデータ活用をシステム側で行えるようにしてあります。
【主な機能】
(P)・安全運転計画
(D)・ふらつき/車間距離記録 ・W記録(イベント+常時)
(C)・安全運転診断 ・ヒヤリハット画像自動解析 ・ふらつき分析 ・車間距離分析 ・ヒヤリハット分析 ・教育効果確認
(A)・ヒヤリハットマップ ・KY資料作成支援機能 ・ヒヤリハット画像再生機能 ・ふらつき診断表 ・危険車間距離診断表 ・ヒヤリハット安全運転診断表 ・速度超過診断表
ヒヤリハットマップ
画像自動解析の結果からヒヤリハットマップを生成します。時間帯や天候、飛び出しなど、要因によってマップ上に表示することで危険な場所が一目瞭然です。
【その他】
位置確認機能
特定の車両の現在地を確認することが可能です。さらに走行軌跡を確認出来ます。
緊急通報機能
事故の恐れのある強い衝撃を検知した際、事前に登録されたメールに通知を行います。
弊社の地図製品を採用するに至った経緯や決め手について教えてください。
従来製品では、他社のローカルSDKを使用していましたが、 地図のインストールが不要なクラウドサービスを提供することになり、 WEBAPIの導入検討が必要となりました。 従来のローカル地図で実装していた機能が実現できるか、 その性能は満足できるか、などの基本機能の満足度に加え、 運輸向け機能強化に注力されていること、 さらには低価格によるコストメリットがありましたので、 「MapFan API」に決定させていただきました。 ディスクによる地図インストール・更新の手間が軽減され、 さらに地図ソフトが要因のクレーム(メモリ枯渇など)が 一切なくなりました。
お客様の反応と今後の展望など教えてください。
従来製品で販売していたバス、トラックなどの緑ナンバーに加え、 営業・サービス車などの白ナンバーを保有されている企業様にも 多く導入いただけるようになりました。 今後も、事故削減につながるサービスを提供し、 安心安全な社会の実現に貢献していきます。