導入事例

テクノロジーで高品質をつくるアノテーション代行サービス 「TASUKI Annotation」

サービスの概要を教えてください。

「TASUKI Annotation」は、AIモデル開発に必要なアノテーションデータ（教師データ・学習データ）の収集・加工を代行するサービスです。ソフトバンクのAIモデル開発経験から生まれた独自のテクノロジーで、これまでのアノテーション代行サービスの課題を解決します。

アノテーションの種類には、

・画像：属性をタグ付けする画像分類、映っているものの中から物体を見つけ、意味のあるタグ付けを行う物体検出、画像の中にある領域を特定し、その領域毎にタグ付けを行う領域検出など。

・自然言語：テキストやドキュメントの分類、感情分析など。

・動画：フレーム毎の切り抜き作業（オプション）とアノテーション作業。

・音声：音声データの収集から音声書き起こしなど。

があり、医療、製造業、ドローン、小売、自動運転など、様々な業種・領域で求められているサービスです。

 

驚異的な勢いで成長著しいAI開発市場において、アノテーション（教師データ作成）はAI開発に欠かせない、かつ多くの時間を費やす工程です。アノテーション作業に時間がかかる要因は、

１．事前の要件定義が困難なため

２．人間の手による作業を要するため

３．高品質なデータが要求されるため

ですが、「TASUKI Annotation」では以下の対応でこれらの課題を解決することができます。

１．案件依頼時に必要な要件登録を支援する「案件登録システム」で、案件依頼の工数を大幅に削減し、依頼の品質を向上させます。

２．AI自動アノテーションにより、作業工期とコストを大幅にカットし、成果物を納品します。

３．AI自動アノテーションに加えて、プロの専任アノテーターが仕上がりを丁寧にチェックし、修正を最後の1枚まで行います。これによりお客様が求めるデータを高品質に作り上げます。

「TASUKI Annotation」では、スマートで効率的なアノテーションサービスを実現します。

道路走行画像データを使った機能、およびその利点や効果について教えてください。

自動運転アノテーションでは、ジオテクノロジーズ社の膨大な道路走行画像データを用いて、弊社でアノテーションを施すことで、AI開発に供するデータセットを開発しました。

ジオテクノロジーズの道路走行画像からは、規制情報、道路看板、標識、信号機の他、看板、電柱、ガードレールなど様々な設備が確認でき、これにより、自動運転、道路点検業務等のあらゆる業界のAI開発に使えるデータを即時提供できる体制を構築しました。

ご提供プランには、道路走行画像から物体や設備を検出する「Detection」と、それらを個別に切り出す「Segmantation」がございます。

導入実績を教えてください。

子供が描いた絵を自動認識するAIモバイルゲームアプリ向けのイラストデータアノテーション、建機の危険運転を検知するAI開発向けの画像データアノテーション、職人作業をAIで置き換えるサービス向けに画像データアノテーションなど、様々な分野での導入実績がございます。

弊社の地図製品を採用するに至った経緯や決め手について教えてください。

商談開始から提供取り決めまでのスピード感が良かったことが決め手となりました。

今後の展望など教えてください。

AI開発に必要なデータを開発者が必要なときにすぐ手に入れられるように、ジオテクノロジーズ様との連携などを通して順次レパートリーを拡充していきます。

アノテーションやデータ収集でお困りの方は以下からお問い合わせください。

 

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