導入事例

インバウンド対応 案内AIシステム（駅周辺案内）

サービスの概要を教えてください。

将来的な労働人口減少を見据えて、駅員の「案内業務」の効率化・サービス品質維持を目的に、AIによる案内システムを駅に設置しています。

音声入力インターフェイスやインバウンド対応など、駅利用者の多様性にも対応しつつ、質問に柔軟に対応できるよう、AIにより日々成長していくことが特長となっています。

 

＜主な機能＞

・問い合わせに対する回答

・乗換案内

・飲食店情報検索

・駅構内の案内

・周辺施設の行き方案内

・駅員との遠隔通話

地図を使った機能、およびその利点や効果について教えてください。

駅周辺施設の案内で、MapFan API の地図を利用しています。

具体的には、駅周辺の施設や地図の表示、それらの施設までのルート（道のり）の表示で利用しています。更に、一部の駅に設置の端末では、その表示したルート（道のり）の二次元バーコードを読み取り、利用者のスマートフォンに引き継ぐことができます。

地図を利用することの利点・効果としては、各施設の場所や行き方を視覚的に表現し、利用者にわかりやすく案内できる点にあります。

また、スマートフォンで地図やルートを持ち出せることにより、目的の施設に到着するまで継続して行き方を案内できるようになります。

導入実績を教えてください。

東日本旅客鉄道株式会社様に採用いただき、JR東日本の各駅に導入されています。

既に導入済みの、海浜幕張駅、高輪ゲートウェイ駅に加え、2022年7月1日より、品川駅、渋谷駅、池袋駅、秋葉原駅に導入しています。

※一部の駅では改札窓口に設置し、非対面での接客対応を実施中

弊社の地図製品を採用するに至った経緯や決め手について教えてください。

駅での案内AIシステムの導入を検討中に、そのコンセプトや実施したい内容に賛同していただき、MapFan API を提案してくださったことがきっかけです。

MapFan API を利用することで機能を実現できたことに加え、コスト的にもリーズナブルであったことが決め手となりました。

今後の展望など教えてください。

これまでの設置実績から、コンコースへの設置よりも有人改札への設置の方が、改札の案内業務の効率化の成果が出ているため、今後はICカード精算もセットにして有人改札への導入の拡大を検討していきます。

案内AIシステム設置により案内業務を効率化し、その分、人だからこそできる業務の方に時間を充てられるようにしていきたいと考えています。

 

■株式会社JR東日本商事様のホームページはこちら

関連ページ

• インバウンド
• 店舗案内